No.492

漸化式を変形すると,

となるので,

となる. で割った余りは, 上式を を法とする剰余環上で計算すればいい. 累乗は繰り返し2乗法で, 割り算は法が素数なので逆元が使える.

で割ったときの余りであるが, ならばそのまま出せばいい. ならば 0 である.

それ以上のときは, 上の式を変形して,

となり, 右辺第1項は となる. 右辺第2項はよく見ればこれは であり, これを再帰的に適用すると余りは となる.