No.325
象限ごとに考える.
以下は第1象限の場合であり, 他の象限については適宜 軸に対して対称移動させておく.
のマンハッタン距離を とする.
のときは求める点はない. 以下 とする.
のときは長方形の内部のすべての点が求める点である. この数は である. 以下 とする.
のときは に求める点はない. 以下 とする.
のときは の長方形の内部のすべての点が求める点である. この数は である. 以下 とする.
のときは に求める点はない. 以下 とする.
のときは の長方形の内部のすべての点が求める点である. この数は である. 以下 とする.
以上の操作を行った後は残った長方形は正方形となり, の直線は正方形の対角線となる. この中にある求める点の数は, となる.
すべての象限について上記の計算で求めた数を合計する.
ただし, 長方形が2つの象限にまたがっている場合は軸上の点を2回足しているのでこれを引く. また, 長方形が4つの象限にまたがっている場合は軸上の点を2回, 原点を4回足しているのでこれを引く.