No.226

1行目に または が含まれる場合を考える.

1行目が だとすると2行目は でなければならない.

1行目が だとすると2行目は でなければならない.

1行目が だとすると2行目は でなければならない.

このことから1行目に が含まれると2行目は1行目を反転したものにならなければならない. 1行目に が含まれる場合も同様である.

逆に考えると2行目以降から1行目の特定の桁を決定できる. このようにして1行目をできるだけ決定させたとき, 決定していない桁の数を とすると, 組み合わせの数は となる. ただし, のように も含まない場合は除外する.

つぎに1行目が のように も含まない場合を考える.

このとき, 2行目は のように1行目を反転させたものか, のように1行目をコピーしたものかのどちらかである. (2行目に または が含まれていると上の考察から1行目は2行目の反転となって矛盾する)

2行目のいくつかの数字が決定している場合, 1行目を反転させたものか1行目をコピーしたものかどちらが当てはまるかを調べる. どちらも当てはまらないならば矛盾となるので, このような組み合わせは存在しないことになる.

3行目以降も同様に計算する.