個の椅子に座ることのできる組み合わせの数を として, 番目の椅子に座っていない場合の組み合わせの数を , 番目の椅子に座っている場合の組み合わせの数を とすると,
となり,
となる. これはフィボナッチ数列である.
このとき, すべての組み合わせの数は,
となる. 今回は が大きいので を求めるために行列を使う.
とすると,
となり, 累乗の計算は のように高速化できる.
さらに, 今回は も大きいが, 剰余の法が で素数であるので, フェルマーの小定理から
となるので, を で割った余りだけ累乗すればいい.