No.004 D

同じ色のマーブルは連続的に広がった方が明らかに移動回数は少ない.

緑のマーブルが区間 に広がっているとする.

このときの赤のマーブルについては, を中心に左右対称に広げることができれば, それが最小移動回数となる. このときの赤のマーブルは区間 に広がる. これが可能なのは, のときである.

そうでないときは, 緑のマーブルの左端の左側に赤のマーブルが来るように並べればそれが最小移動回数となる. このとき, 赤のマーブルは区間 に広がる.

青のマーブルについても赤のマーブルと同様に考える.

移動回数の計算は場合分けをする. たとえば緑のマーブルを区間 に広げる場合は以下のとおりになる.

  • ならば移動回数は である.
  • ならば移動回数は である.
  • そうでないならば移動回数は である.

いずれも からすぐに求まる.

の範囲であるが, 最小は緑のマーブルの右端が の場合と青のマーブルの右端が の場合とでより左側に広がる場合である. すなわち, となる. 最大も同様に となる.